親族以外の第三者成年後見人等に司法書士が一番多く選任されて
 いることが明らかに!
 平成22年1月から同年12月までの1年間における、全国の家庭裁判所の成年後見関係事件(後見開始、保佐開始、補助開始及び任意後見監督人選任事件)の処理状況について、その概況を取りまとめたものによると、成年後見人等(成年後見人、保佐人及び補助人)と本人との関係では、配偶者、親、子、兄弟姉妹、その他の親族が成年後見人等に選任されたものが全体の約58.6%(前年は約63.5%)を占めています。

 親族以外の第三者が成年後見人等に選任されたものは、全体の約41.4%(前年は約36.5%)でした。その内訳は、司法書士が4,460件(前年は3,517)で、対前年比で約26.8%の増加、弁護士が2,918件(前年は2,358件)で、対前年比で約23.7%の増加、社会福祉士が2,553件(前年は2,078件)で、対前年比で約22.9%の増加となっています。また、法人が成年後見人等に選任されたものは961件(前年は682件)で、対前年比で約40.9%の増加となっています。

 以上のことから親族以外の第三者成年後見人等に司法書士が一番多く選任されていることが明らかになりました。


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2011.07.18