親族以外の第三者成年後見人等には、司法書士が一番多く選任されています!
 平成23年1月から同年12月までの1年間における、全国の家庭裁判所の成年後見関係事件(後見開始、保佐開始、補助開始及び任意後見監督人選任事件)の処理状況について、その概況を取りまとめたものによると、成年後見人等(成年後見人、保佐人及び補助人)と本人との関係では、配偶者、親、子、兄弟姉妹、その他の親族が成年後見人等に選任されたものが全体の約55.6%(前年は約58.6%)を占めています。

 親族以外の第三者が成年後見人等に選任されたものは、全体の約44.4%(前年は約41.4%)でした。その内訳は、司法書士が4,872件(前年は4,460)で、対前年比で約9.2%の増加、弁護士が3,278件(前年は2,918件)で、対前年比で約12.3%の増加、社会福祉士が2,740件(前年は2,553件)で、対前年比で約7.3%の増加となっています。また、法人が成年後見人等に選任されたものは782件(前年は961件)となっています。

 以上のように親族以外の第三者成年後見人等には、司法書士が一番多く選任されています。


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2012.05.24